2017/04/05 (Wed) 毛長三毛猫マルケラ・シバちゃんの登場

ワタシの名前はマルケラ・シバちゃん、よろしくね。長毛のミケコなの！


ほかにも名前がいくつかあって、マリー・アントワネット・シバともいう。


テスピドス通りで食べ物をもらうと必ず毛長猫ヨシフが来て横取りをする。


クソバカ猫ヨシフがどっかへ行って、ワタシラだけの静かな暮らしがしたいわ。

マルケラ・シバちゃんはわたくしがつけた名前。
マルケラはマルコスの女性形で、めったにそのようなギリシャ人女性がいないので、いいかな、と思った。

シバはもちろんシバの女王のことで、腕力と胆力があって、まるで猫ジョたちのボスのような感じ。ヨシフに対抗できる唯一の猫かもしれない！

まったくもう、このあたりの猫には、愛とか友情とかか、のんきなことを思うねこはいない。
例えば灰サビ猫オリンピアスなど、仔猫のときから、母猫ミケコに育児放棄されながら、自力で育ったので、母猫には愛を全く感じないのであった。

2017/04/04 (Tue) 毛長猫ヨシフの支配する道

ここはテスピドス通り。このあたりにヨシフはいる。


数年前にヨシフなじみのレストランは閉鎖した。


よ～、あがぴょん、呼んでるみたいだから、来たぞ！


うまいにゃ～、あがぴょんのカリカリは！いつも高級だし。


ほかの猫もその辺にいるけど、やらなくていいから！

このあたりに毛長猫のシバちゃん、灰サビ猫オリンピアス、ほかに無名猫のニーサンがいた。
この三匹が現れるとヨシフはガオー、ガオーと雄たけびを上げて蹴散らすのだが、写真には撮れなかった。やっぱりヨシフがバカすぎて、やりすぎるので、止めるのに大変なのだ。

「狼は生きろ、豚は死ね！」とかいうセリフがあるけど、そんな感じの猫人生を送っているのがヨシフである。しかしヨシフは狼ではないし、狼は絶滅品種なのだ。ギリシャにもときどき狼が里に出てくる。なんか犬化して、飼われているところもあるらしい。噂だけど。

2015/03/06 (Fri) 毛長猫ヨシフ君はもてない！

毛長赤白猫ヨシフはずっと会っていなくても、わたくしを忘れていない。　

ストラトノスの廃屋前の食事が済むと、タベルナ｢テスピス｣を周るのが

わたくしの習慣で、そこでも食べものをもらっていたのを覚えている。


廃墟になったタベルナ「テスピス」の外席は猫のたまり場になった。 　　
　

そのうち、ヨシフの毛皮は、どなたかによって、サマーカットされるだろう。
そのカットは無残なのだが、本人は快適に暮らせるので、喜んでしまう。
毛長猫のノラってもてないのでかわいそうと思っている。　
猫ジョたちのチームリーダーのようだが、、、
今まで一緒に行動していた二色猫のキリアコはどこへ行ったのだろう？

2015/02/22 (Sun) 廃業タベルナ「テスピス」の外席

ストラトノス通りから北の階段道を下がった所にタベルナ｢テスピス」があった。
経済危機になってから、国の不当なな税金取立てに耐え切れず、店を閉めてしまった。
儲けよりも高い税金が、来るようになったらしい。

ここにはいつも毛長赤白猫ヨシフと二色猫キリアコがたむろしていた。
タベルナがしまってからはめったにここまではやってこない。

もうずっと前にテスピスのお店のたちがいなくなっちゃったよ。

ワタシはこの辺りの飼猫で，あがぴょんさんとはハジメマシテにゃ。

あれあれ、ミジカシッポのクロちゃんと銀灰猫のオリンピアスも来た。

オリンピアスに会えてうれしいとあがぴょんさんが言ってるにゃ。 　 　　

2012/05/11 (Fri) 赤白毛長猫ヨシフの毛皮がボーボーな件

赤白毛長猫ヨシフと白灰猫キリアコは仲良しコンビで暮らしています。
いつもどこでも一緒で男の友情はぜったいなのでありました。

おやぁ、あがぴょんさん、しばらくでやんしたにゃ～。


ボクは白灰猫とフタリグミで暮らしてるんだけどさ。


春が来て毛皮がぼうぼうで困ったですわ。


そろそろ毛刈り人が滅茶苦茶なサマーカットしてくれると思う。



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2011/04/28 (Thu) ギリシャ猫の細道は人間禁止

テスピドス通り　オドス・テスピドス　Οδός　Θέσπιδος
タベルナ「テスピス」の右横の木戸があるところの細道を通って、
毛長猫ヨシフは自宅の廃墟に向かうようです。猫の安全地帯が限りなくあります。


家に帰って、昼寝でもしようかにゃ。食べたら寝るのが習慣。


あがぴょんさんにあいさつ忘れただす、、あんがとにゃ。


なんか食べ過ぎちゅうのはだるい感じだすわにゃ。


ボクの尻尾はホウキの役目も果たしているからゴミだらけかも。


細道の奥にヨシフの姿が消えました。


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2011/04/27 (Wed) タベルナの猫従業員のヨシフ

テスピドス通り　オドス・テスピドス　Οδός　Θέσπιδος

タベルナ「テスピス」の外席に礼儀正しそうな猫従業員のヨシフが
肉魚系の残り物の始末を引き受ける仕事に従事しているので、うろうろせず
静かに、これだ！と決めたテーブル脇にいます。

おや、あがぴょんさんだ！ひょっとして猫給食終えて帰るのかにゃ？


やばい、行き遅れてた、、カリカリの一粒二粒でもあったらもらおう。


あらっ、本当に一粒二粒だにゃ、けち臭いのはフトコロ事情？


うう、すごい、本物の羊のお肉のほぐしたものだ。


今日は遠征中の白灰猫キリアコの分も食べられそうだ。


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2011/04/03 (Sun) 人の心を読む白灰猫キリアコ

テスピドス通り　オドス・テスピドス　Οδός　Θέσπιδος

白灰猫のキリアコはどこから来たのか分かりませんが、
長毛猫のヨシフのあとにくっついて、廃屋暮らしをするようになりました。
すばやい行動が身についていて、なかなか賢いニャンコボーイです。
そして人の心はもちろん、邪ま空気、悪のオーラを読み取ります。

キリア（マダム）が怖がる悪のエクソシストはいないよ。


今はギリシャ本土にはいない。でも数日中に本土復帰かも！


にわかエクソシストが悪の気（カコ・プネブマ）を祓うと言って


乳香を炊き歩き、聖書の一説をくり返す変なお爺さん。


その人を見かけると驚愕のあまり気絶しそうになるキリア。


悪魔祓いのオジン自体が悪魔の時はどうなるんだろうにゃ。


　
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