2007/12/08 (Sat) 道端にいたアイアコス

（プラカのアレトゥサ通り）

アレトゥサというのはギリシャ神話に出てくるニンフ（妖精）の名前です。
そういう名前の通りがプラカにはあります。この通りは車が入ることはできません。
廃墟や廃タベルナがあるので猫たちは住み放題です。
また飼い猫であるにもかかわらず、そういうところ仲間と寝起きしている猫たちもいます。

アイアコスという便宜上つけた猫がいます。これもギリシャ神話の出てくる王の名前です。
父はゼウス（現代ギリシャ語ではディアス）大神で母親はアイギナ
（現代ギリシャ語ではエギナ）です。
彼は死後冥界の三人の裁判官のひとりとなりました。
アイアコスは現代ギリシャ語だとエアコスです。
アイアコーとかエアコーと呼ぶことにしました
ちなみに前にも言いましたが、ギリシャでは猫を呼ぶとき、或いは猫の注意を引くときは、
プスプスプス・・・と呼びます。すると猫が反応します。


プスプスプス・・・・エアーコー！
犬にかまれた首の傷はどう？

その声はキリアだにゃ～。
　
　
良くなったよ！さすが日本製の軟膏は利くにゃ。



キリア、わり～にゃ～、お腹いっぱいにゃんだ、オレ。


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