2013/03/19 (Tue) オリーブの木でくつろぐ白灰猫のドロスーラ

ドロテアというか、ドロセアという女性の名前があります。
ギリシャ語で。ドロの部分に贈り物、ティアというかセアの部分に神という意味があります。
ローマ字だとDorothea、ギリシャ文字では Δωροθέαと書きます。
この名前の愛称はドロスラ(ドロトゥラ）とかスーラ(トゥラ）あります。
日本人にはドロスーラと聞こえます。
これを男性の名前にするとドロテオスとかドロセオスになります。言葉には意味があります。

ワタシはドロスーラという名をつけたのはメデアさん。


メデアさんは毛糸の帽子の上に麦わら帽子をかぶる人だっちゃ。


昼はこのオリーブの木に、夜は古代アゴラの寝床にかえるっちゃ。


さて、白灰猫のドロスーラは古代アゴラのビザンティン教会の前に捨てられていた猫です。
元飼猫だったようで、人間に懐きますが、同じ猫には恐怖感を抱きます。
その教会遺跡でぶるぶる震えているところを基地の外の女性が捕獲して、
自宅の連れてきたようです。
この基地の外の女性の名前は、メデア、とでもしておきましょう。

メデアは白灰猫を教会遺跡前からアクロポリスの北城壁近くの地下室の自宅につれてきたのでした。
メデアはアテネのゾグラフォス地区に住む人妻であると言っていました。
この女性はいろいろなところから、成猫をつれて来て、この地に放ってしまいました。

そしてメデアは猫缶の缶をバンバン遺跡の中へ投げ込むのでした。
わたくしが、いけない！やめて！と注意すると、
基地の外のメデアは、環境のためよ、コカスのでした。

メデアは
遺跡のフェンス内には、いろいろな虫がいて、缶の中の食べ残しを食べるのよ。
そしてきれいになったら、ゴミ箱でなく、リサイクルボックスへ入れるわよ。
などと、ヌカスのでした。

世界遺産に投げ込むのはお願いだからやめて！とお願いしたのですが、
彼女はやめませんでした。もうあきれてしまいました。

　
メデアはわたくしが猫缶類をきれいにゴミ箱に捨てると
ゴミ箱をあさって、ひとつ残らず、拾い集めるのでした。

最後的にはメデアの地下室の部屋いっぱいに缶があつまって、
部屋自体が缶の缶詰状態になってしまったようです。

すごいことがあって、メデアは今はどこかの療養所に行きました。
猫が増えたのは、メデアによる「捨て猫の捨てなおし」であります。



ブログにお越しになった方へ
お手間をかけて申し訳ありませんが
投票よろしくお願いします。




にほんブログ村
投票いただき、まことにありがとうございました。